胡蝶蘭が終わった後、もう一度咲かせる方法|花屋が教える育て方のポイント

開店祝いや就任祝い、移転祝いなど、法人ギフトの定番として人気の胡蝶蘭。

その美しい花が咲き終わると、「もう枯れてしまった」「処分するしかない」と思われる方も少なくありません。

しかし実は、胡蝶蘭は育て方次第でもう一度花を咲かせることができる植物です。

もちろん、自然界でも毎年花を咲かせる植物ですので、適切なお手入れを続ければ再び美しい花を楽しめる可能性があります。

今回は、胡蝶蘭をもう一度咲かせるための育て方をご紹介します。

胡蝶蘭は花が終わっても枯れたわけではありません

まず知っていただきたいのは、花が落ちたからといって胡蝶蘭が枯れたわけではないということです。

花が終わるのは、植物が次の成長に向けて準備を始める自然な流れです。

葉が青々としていて、根も元気であれば、胡蝶蘭はまだまだ元気に育っています。

花だけを見て処分してしまうのは、とてももったいないことなのです。

花が終わったら花茎を切る

花がすべて落ちたら、まずは花茎(花が付いていた茎)を整理します。

切る位置は、育て方によって少し異なります。

もし株が元気であれば、花茎の節(ふし)を2〜3節残して切ることで、そこから新しい花芽が伸びることがあります。

一方で、株が少し弱っている場合は、花茎を根元近くで切り、株をしっかり休ませる方が元気に育ちやすくなります。

迷った場合は無理に二度咲きを狙わず、株を充実させることを優先するのがおすすめです。

置き場所が一番大切

胡蝶蘭は直射日光が苦手です。

しかし暗すぎる場所では花芽が付きにくくなります。

おすすめは、レースカーテン越しに柔らかな光が入る明るい室内です。

窓際でも直射日光が当たる場所は葉焼けの原因になりますので避けましょう。

また、エアコンや暖房の風が直接当たる場所も乾燥しやすく、株への負担が大きくなります。

年間を通して18〜25℃程度の環境が理想的です。

水やりは「少し控えめ」が基本

胡蝶蘭を枯らしてしまう原因で最も多いのが、水のあげ過ぎです。

胡蝶蘭は乾燥に比較的強く、水が多すぎると根腐れを起こしやすくなります。

春から秋は、植え込み材がしっかり乾いてから水を与える程度で十分です。

冬は成長がゆっくりになるため、水やりの回数をさらに減らします。

「少し乾燥気味かな?」と思うくらいが、胡蝶蘭にはちょうど良い環境です。

肥料も忘れずに

花が終わった後は、株が次の開花へ向けて栄養を蓄える時期になります。

成長期である春から秋にかけては、洋ラン用の液体肥料や緩効性肥料を適量与えることで、元気な葉や根が育ちやすくなります。

ただし、花が咲いている間や冬場は肥料を控えるのが基本です。

肥料を与え過ぎると株を傷める原因にもなるため、商品の説明書に沿って使用しましょう。

植え替えも長く育てるポイント

2〜3年ほど育てていると、水ゴケやバークが傷み、根の状態も変化してきます。

その場合は植え替えを行うことで、より健康な株を維持できます。

植え替えの適期は5〜6月頃。

傷んだ根を整理し、新しい植え込み材へ植え替えることで、根が元気に育ちやすくなります。

初めて植え替えをされる方は、花屋へ相談しながら行うと安心です。

花芽が付くまで少し時間がかかります

胡蝶蘭は、すぐに花が咲く植物ではありません。

株が十分に育ち、気温差などの条件が整うことで花芽を付けます。

一般的には、花が終わってから次の開花までは約1年ほどかかることが多くあります。

そのため、「花が咲かない」と焦らず、葉や根を元気に育てることを第一に考えましょう。

葉が増え、根がしっかり伸びていれば、再び美しい花を咲かせてくれる可能性は十分あります。

胡蝶蘭は長く付き合える植物

胡蝶蘭は一度楽しんで終わりではなく、丁寧に育てれば何年にもわたって花を咲かせてくれる植物です。

企業の受付やご自宅で育て続け、「今年も咲いてくれた」と喜ばれるお客様も多くいらっしゃいます。

法人ギフトとしていただいた胡蝶蘭も、育て続けることで贈ってくださった方とのご縁や、お祝いの日を思い出すきっかけにもなります。

まとめ

胡蝶蘭は花が終わっても、株が元気であれば再び花を咲かせることができます。

花茎の切り方や置き場所、水やり、肥料など、基本的なポイントを押さえることで、翌年以降も美しい花を楽しめる可能性が高まります。

グリーンベルでは、胡蝶蘭の販売だけでなく、お届け後の育て方や管理方法についてもご相談を承っております。

開店祝い・就任祝い・移転祝いなどで贈られた大切な胡蝶蘭を、ぜひ長く育てて、美しい花をもう一度咲かせてみませんか。

わからないことがありましたら、お気軽にグリーンベルまでご相談ください。

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