梅雨の時期に大切なお花の手入れについて

毎年やってくる梅雨の季節。人にとってはジメジメと過ごしにくい時期ですが、お花にとっても実は少し注意が必要な季節です。

「せっかく買ったお花がすぐ傷んでしまった」
「水を替えているのに花持ちが悪い」
「花瓶の水がすぐ濁る」

そんな経験をされたことがある方も多いのではないでしょうか。

梅雨の時期は気温や湿度が高くなり、雑菌が繁殖しやすい環境になります。そのため、普段以上にお花のお手入れが重要になります。

今回は花屋の視点から、梅雨の時期にお花を長く楽しむための管理方法をご紹介いたします。

なぜ梅雨はお花が傷みやすいのか

梅雨は湿度が高く、気温も徐々に上昇していく季節です。

お花そのものはもちろんですが、特に問題になるのが花瓶の中の水です。

見た目には透明でも、水の中では雑菌が増殖しています。

雑菌が増えると、

・水が濁る
・嫌な臭いが発生する
・茎の切り口が傷む
・お花が水を吸えなくなる

といった状態になります。

その結果、お花が早くしおれてしまうのです。

水替えは毎日がおすすめ

梅雨時期のお花管理で最も大切なのは水替えです。

春や秋なら2日に1回でも問題ない場合がありますが、梅雨から夏にかけては毎日の水替えがおすすめです。

水を替える際には、

・古い水を捨てる
・花瓶の内側を軽く洗う
・新しい水を入れる

この3つを行うだけでも花持ちは大きく変わります。

特に花瓶のぬめりは雑菌の温床になりますので、スポンジなどで軽く洗い流しましょう。

茎の切り戻しも効果的

以前のブログでもご紹介した「切り戻し」も梅雨の時期には非常に効果的です。

茎の先端は時間が経つと傷んだり、雑菌によって詰まったりします。

そのため、水替えのタイミングで1cm程度切り戻してあげると、水の吸い上げが良くなります。

少し元気がなくなったお花でも、切り戻しを行うことで再びシャキッとすることがあります。

花屋でも日常的に行っている基本的なお手入れです。

飾る場所にも注意

梅雨は曇りの日が多いので、つい窓際に飾りたくなります。

しかし、晴れ間が出た時の直射日光には注意が必要です。

直射日光が当たる場所は想像以上に温度が上昇します。

また、

・西日が当たる場所
・エアコンの風が直接当たる場所
・キッチンのコンロ周辺

なども避けた方が良いでしょう。

お花は人が「少し涼しいな」と感じる場所を好みます。

風通しが良く、温度変化の少ない場所がおすすめです。

傷んだ葉や花は早めに取り除く

梅雨の時期は一輪傷んだ花が周囲のお花にも影響を与えることがあります。

茶色くなった葉や傷んだ花びらを見つけたら、早めに取り除きましょう。

これは見た目を綺麗に保つだけではありません。

傷んだ部分からカビや雑菌が発生することを防ぐ効果もあります。

少し手をかけるだけで、アレンジメントや花束全体を長く楽しむことができます。

延命剤の活用もおすすめ

お花を購入した際についてくる延命剤は、ぜひ使用してください。

延命剤には、

・栄養補給
・雑菌の繁殖抑制
・水の吸い上げ補助

といった効果があります。

特に梅雨や夏場は効果を実感しやすい季節です。

花瓶の水に混ぜるだけなので、手間もかかりません。

梅雨だからこそお花を楽しむ

雨の日が続くと気持ちまで少し沈みがちになります。

そんな季節だからこそ、お花の存在は暮らしを明るくしてくれます。

玄関に季節のお花を飾る。

リビングのテーブルに小さな花束を置く。

お気に入りの花瓶に一輪だけ飾る。

それだけでも空間の印象は大きく変わります。

梅雨の曇り空の中で見るお花の色は、晴れの日とはまた違った美しさがあります。

まとめ

梅雨の時期にお花を長持ちさせるポイントは、

・毎日の水替え
・花瓶の清掃
・定期的な切り戻し
・涼しい場所に飾る
・傷んだ部分を取り除く
・延命剤を活用する

この6つです。

少しだけお手入れの回数を増やすことで、お花は驚くほど長く楽しむことができます。

梅雨の季節だからこそ、お花のある暮らしで心に彩りを添えてみてはいかがでしょうか。

お花の管理方法や季節に合わせたおすすめのお花については、お気軽にフラワーショップ グリーンベルまでご相談ください。

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