猛暑日にお花を持ち歩くときのポイントと保冷対策
夏になると、「お花をプレゼントしたいけれど、この暑さで傷んでしまわないか心配…」というご相談を多くいただきます。
近年は35℃を超える猛暑日も珍しくなく、人だけでなくお花にとっても過酷な季節です。しかし、ちょっとした工夫をするだけで、お花をより良い状態で持ち運び、贈ることができます。
今回は、猛暑日にお花を持ち歩く際のポイントや、ご自宅に着くまできれいな状態を保つための保冷対策についてご紹介します。
お花は暑さが苦手です
切り花は生きています。
そのため、気温が高い場所に長時間置かれると水分が失われ、花びらや葉がしおれてしまうことがあります。
特に真夏の車内は、短時間でも50℃以上になることがあり、お花には非常に厳しい環境です。
「少しだけだから」と車内に置いたままにしてしまうと、せっかくのお花が元気を失ってしまう場合もあります。
夏場は、お花も人と同じように暑さ対策を意識することが大切です。
できるだけ受け取りは最後がおすすめ
お買い物やお食事など予定がある日は、お花を受け取るタイミングも重要です。
できれば、お花は最後に受け取り、そのまま目的地へ向かうのがおすすめです。
何時間も持ち歩くよりも、持ち歩く時間を短くすることで、お花への負担を大きく減らすことができます。
プレゼントとして渡す予定がある場合も、できるだけお渡しする直前に受け取ると、より美しい状態で贈ることができます。
直射日光は避けましょう
お花を持ち歩く際は、直射日光を避けることも大切です。
日なたでは花の温度が一気に上がってしまいます。
建物の中や日陰を歩いたり、電車など冷房の効いた場所を利用したりするだけでも、お花への負担は大きく変わります。
また、バッグや荷物の下敷きにならないよう注意し、花びらが傷つかないよう優しく持ち運びましょう。
保冷剤を上手に活用する
夏場は保冷剤を使用するのも効果的です。
花屋では、ご希望に応じて保冷剤をお付けできる場合があります。
ただし、保冷剤はお花に直接当てるのではなく、新聞紙や包装紙を挟んで使用することがポイントです。
冷やしすぎると、お花によっては傷んでしまうこともあります。
あくまでも「周囲の温度を下げる」というイメージで使用すると安心です。
長時間持ち歩く予定がある場合は、ご注文時に「持ち歩く時間が長い」とお伝えいただければ、それに合わせた包装や保冷対策をご提案いたします。
夏に強いお花を選ぶのもおすすめ
夏は花材選びも重要です。
例えば、
・トルコキキョウ
・デンファレ
・リンドウ
・カーネーション
・アンスリウム
・ガーベラ
などは、比較的暑さにも強く、夏の贈り物として人気があります。
一方で、気温の影響を受けやすいお花もありますので、ご用途や持ち歩く時間に合わせて花屋に相談すると安心です。
当店では、その日の気温やお届け方法を考慮しながら、できるだけ状態の良い花材を選んでお作りしています。
ご自宅に着いたら早めに水につけましょう
花束をご自宅に持ち帰ったら、できるだけ早くラッピングを外し、水につけることをおすすめします。
茎を1〜2cmほど斜めに切り戻してから花瓶に飾ると、水を吸いやすくなり、お花が元気を取り戻しやすくなります。
花瓶のお水は毎日交換し、エアコンの効いた涼しいお部屋に飾ることで、より長く楽しむことができます。
また、直射日光が当たる窓際や、冷房・暖房の風が直接当たる場所は避けると、お花がより長持ちします。
配送という選択肢もおすすめです
「外を長時間歩く予定がある」「電車で何時間も移動する」という場合は、花屋から直接お届けする配送サービスを利用するのもおすすめです。
ご自宅はもちろん、お祝い会場や会社、ご実家などへ直接お届けすることで、お花が暑さにさらされる時間を最小限に抑えることができます。
特に夏場は、お届けサービスをご利用されるお客様も多く、安心して贈り物をお渡しいただけます。
まとめ
猛暑日にお花を持ち歩く際は、「高温・直射日光・長時間の持ち歩き」をできるだけ避けることが、お花を美しく保つポイントです。
受け取りはできるだけ最後にすること、保冷剤を上手に活用すること、そして夏に適した花材を選ぶことで、お花は暑い季節でも十分に楽しむことができます。
当店では、夏の気温や持ち運び時間、お届け先などを考慮しながら、一つひとつのお花を丁寧にお作りしております。
「これから2時間ほど持ち歩く予定です」「プレゼントするまで時間があります」といったことも、ぜひお気軽にご相談ください。
お客様の大切な想いを、お花とともに最高の状態でお届けできるよう、季節に合わせたご提案と保冷対策でお手伝いいたします。
