【胡蝶蘭に起こる夏場のトラブル、その原因と対処法】
胡蝶蘭は、美しい花を長く楽しめることで人気の植物ですが、日本の夏には特有のトラブルが発生しやすいです。今回は、プロの花屋「グリーンベル」として、夏に起こりがちなトラブル、その原因、そして効果的な対処法を詳しく解説していきます。
1. 夏場に発生しやすいトラブル
・葉焼け
日本の夏の強い日差しは、胡蝶蘭にとって過酷です。特に直射日光が当たる場所に置かれていると、葉が茶色や黄色に変色し「葉焼け」を引き起こす可能性があります。葉焼けは、植物の葉が過度な日光を受けて火傷を負ったような状態です。
・根腐れ
高温多湿な日本の夏は、根腐れの原因となります。水を与えすぎると、通気性が悪くなり、根が十分に呼吸できなくなり腐ってしまいます。根が腐ると栄養が行き渡らず、胡蝶蘭全体が弱ってしまいます。
・病気
湿度が高い環境では、細菌や病害虫が繁殖しやすく、胡蝶蘭の葉に斑点やカビが発生することがあります。特に「軟腐病」や「褐斑細菌病」といった病気は、高温多湿の環境で進行しやすく、放置すると植物全体がダメージを受けることになります。
2. 胡蝶蘭が夏に弱い理由
胡蝶蘭は、もともと熱帯の木陰で育つ植物です。熱帯地域では、温度はそれほど高くなく、適度な湿度と日光が与えられています。しかし、日本の夏は気温が30度を超え、日差しが非常に強くなります。これが、胡蝶蘭にとってストレスとなり、さまざまなトラブルを引き起こす原因となります。
3. 夏場の胡蝶蘭トラブルの対策
・日光と温度の管理
胡蝶蘭は、直射日光を避け、適度な明るさの場所に置くことが重要です。レースのカーテン越しに置いたり、室内で日差しの強さを調整してあげましょう。また、室内の温度を25度前後に保つことが理想的です。エアコンを使って温度を調整し、乾燥を防ぐために葉に霧吹きで水をかけるとよいでしょう。
・水やりの管理
水を与える頻度は、2~3日に1回程度に抑え、根元に少量を与えます。多湿を避けるため、鉢の底から水が抜けやすい鉢を使うとよいでしょう。水のやりすぎは根腐れの原因になりますので注意が必要です。
・肥料と栄養管理
夏は胡蝶蘭の成長期ですが、過度な肥料は逆効果です。液体肥料を3000~5000倍に薄め、2週間に一度程度与えると、健康的な成長をサポートできます。さらに、栄養状態を保つために、不要な茎や葉を適度にカットし、新しい成長を促しましょう。
まとめ
胡蝶蘭は、適切な環境を整えることで、日本の夏でも元気に育てることができます。特に、直射日光や高温多湿に注意し、水やりや温度管理を徹底することが大切です。この夏を乗り越えるために、今回ご紹介した対策を実践してみてください。
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