２月１７日の誕生日花って何だろう？？

2月17日の誕生花は「スイートピー」です。

スイートピーは、ピンク、赤、白、紫などの色のかわいらしい花をつけるつる性の植物で、豊かな香りが特徴です。スイートピーの花言葉は「幸福を運ぶ」や「愛らしい思い出」など、幸福や愛に関する意味を持っています。

 

【スイートピーの歴史】

スイートピーの起源ははっきりとはわかっていませんが、古代ローマ時代にはすでに栽培され、その美しい香りが人々に愛されていました。また、16世紀のイングランドでは、スイートピーが非常に人気があり、エリザベス1世が特に愛好していたとされています。

日本には、江戸時代にオランダ商人によって伝えられ、和歌や俳句の題材にもなり、盆栽や庭園でも親しまれるようになりました。江戸時代の俳人、松尾芭蕉も、スイートピーの花を詠んでいる俳句があります。

また、スイートピーは19世紀には欧米で広く栽培され、花束や生け花の素材としても使われるようになりました。スイートピーの花言葉は「幸福を運ぶ」や「愛らしい思い出」など、幸福や愛に関する意味を持ち、結婚式のブーケや贈り物としても人気があります。

現代では、スイートピーは園芸植物として広く栽培され、香りが強い品種や、花が大きく美しい品種などが作出されています。また、その香りは香水や入浴剤、石鹸などの香料としても利用されています。

 

【スイートピーの原産国は？】

スイートピーの原産国ははっきりしていませんが、一般的には地中海沿岸地域を中心に、南ヨーロッパから西アジアにかけての広い範囲で自生していたと考えられています。現在では、世界中で広く栽培されていますが、温帯地域に適した気候のため、特にヨーロッパや北アメリカなどで人気があります。

日本には江戸時代にオランダ商人によって伝えられ、庭園や盆栽などでも親しまれるようになりました。また、日本では「スイートピー」という名前で親しまれていますが、学名はLathyrus odoratusといい、英語では"Sweet Pea"と呼ばれます。

 

【スイートピーはどんな環境で育つの？】

スイートピーは、温帯の気候に適しており、日当たりが良く風通しの良い場所で育てるのが理想的です。以下に、スイートピーが好む環境について詳しく説明します。

• 日当たりと風通し: スイートピーは、日当たりが良く風通しの良い場所で育てるのが良いです。日照時間が6時間以上あるところが適しています。風通しの悪い場所や日陰の場所では、病気にかかりやすく、花が咲きにくくなります。

• 土壌: スイートピーは、排水性の良い肥沃な土壌が好まれます。土壌は中性から微アルカリ性であるとよく育ちます。肥料は、元肥に有機質肥料を入れ、花付き期には、燐肥料を追加すると良いでしょう。

• 水やり: スイートピーは、過剰な水やりを避ける必要があります。土が乾いたら、適量の水を与えるようにしてください。また、水は根元から与えるのが望ましいです。

• 温度: スイートピーは、昼と夜の寒暖差がある場所で育てると、花が豊富に咲くことが多いです。特に、日中の気温が20度前後、夜間の気温が10度前後の場所が適しています。

以上のような環境で育てることで、スイートピーは健康的に成長し、美しい花を咲かせることができます。

 

【スイートピーは全てが香りがあるわけではない】