【朝顔の種の取り方|収穫のタイミングはいつ?その後の保存方法は?】
こんにちは、プロの花屋グリーンベルです。今回は、夏の風物詩ともいえる朝顔の種の取り方、収穫のタイミング、その後の保存方法について詳しくご紹介します。朝顔は初心者でも育てやすく、その美しい花は夏の庭を鮮やかに彩ります。種を上手に収穫し、保存することで、来年も美しい花を楽しむことができます。さあ、朝顔の種の取り方を学んでいきましょう。
◆朝顔の種の収穫時期◆
朝顔の種を収穫する最適なタイミングは、花が終わった後の秋頃です。具体的には、花が咲き終わってから約1ヶ月後に種が固くなり、十分な栄養が蓄えられた状態になります。日本朝顔の場合は10月下旬頃、西洋朝顔の場合は11月下旬頃が収穫に適した時期です。これらの時期を見逃さないように注意しましょう。
◆朝顔の種の取り方◆
朝顔の種は黒色で小さな半月形をしており、1つの実の中に約6個の種が入っています。収穫のタイミングを見極めるために、実の下の部分にある「ガク」が茶色に変化し、ガクが外側に反っている状態を確認しましょう。カラカラに乾燥した実をそのままにしておくと弾けてしまうので、茶色に変化したらなるべく早めに種を取るようにしましょう。
手順
- 実を確認: ガクが茶色に変わり、外側に反っている状態を確認します。
- 実を切り取る: 茎の部分をハサミで切り取ります。手で切ることもできますが、ハサミを使うと簡単です。
- 種を取り出す: 切り取った実を開き、中から種を取り出します。
◆朝顔の種の保存方法◆
収穫した朝顔の種は、保存方法に注意が必要です。種まきするまでに時間があるため、適切に保存することで長期間種を保持することができます。
保存手順
- 乾燥させる: 種を約1~2ヶ月よく乾燥させます。これにより、種がカビるのを防ぎます。
- 冷蔵庫で保存: 乾燥させた種をビニール袋に入れて冷蔵庫で保管します。冷蔵庫で保存することで、数年間種を保持することができます。
注意点
- カビの防止: 種がカビやすいので、しっかりと乾燥させてから保存しましょう。
- 誤飲の防止: 朝顔の種には毒があるため、子供やペットが誤飲しないように保管場所には注意が必要です。
◆朝顔の種まき時期◆
種まきの最適な時期は地域によって異なります。気温が25℃前後で発芽しやすいため、気温が高い時期に種まきをします。
- 関東・関西地方: 5月上旬~6月下旬
- 岩手県より北の地域: 5月下旬~6月中旬
◆まとめ◆
朝顔の種の取り方や保存方法について詳しくご紹介しました。朝顔は簡単に育てられる植物ですが、種の収穫と保存には少し手間がかかります。しかし、この手間を惜しまずに行うことで、毎年美しい花を楽しむことができます。ぜひ、今回の方法を参考にして、朝顔の種を上手に収穫し、保存してみてください。
最後に、種まきの際には地域の気候に合わせたタイミングで行うことが大切です。皆さんのガーデニングライフがさらに充実したものになることを願っています。
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