【胡蝶蘭が枯れる/しおれる原因と長く楽しむ管理方法】


胡蝶蘭をもらったり購入したりしたものの、すぐに枯れてしまったり、花や葉がしおれてしまったりして困っていませんか? 胡蝶蘭は適切な管理をすれば長く楽しめるお花です。今回は、胡蝶蘭が枯れる・しおれる原因と、長持ちさせるための管理方法について詳しく解説します。

胡蝶蘭の花が枯れる/しおれる原因

1. 届いてすぐに花がしおれる

お祝いなどで頂いた胡蝶蘭がすぐにしおれてしまう場合は、配送中の温度変化や湿度管理の問題が原因の可能性があります。

対処法

  • しおれた花は花茎ごと切る

  • 花茎を剪定することで、2番花を咲かせる可能性がある

  • 風通しの良い、適温の場所に置く

2. 根元に近い花からしおれる

胡蝶蘭の花が1カ月以上咲いた後に、根元から順番にしおれていく場合は、開花期間が終わったサインです。

対処法

  • しおれた花だけを摘み取る

  • 花茎を切り詰めて、翌年の開花に備える

  • 切った花茎は切り花として楽しむことも可能

3. 不規則にしおれる

不規則に花がしおれる場合は、置き場所や環境を見直す必要があります。

チェックポイント

  • 温度:18℃〜25℃を維持(10℃以下や35℃以上は避ける)

  • 湿度:40%以上を保つ(加湿器を活用)

  • 水やり:水苔の表面が乾いてから与える(冬場は月1回程度でOK)

胡蝶蘭の葉が枯れる/しおれる原因

1. 肥料の与えすぎ

胡蝶蘭は基本的に夏場に肥料を与えるだけで十分です。過剰な施肥は根を傷め、葉がしおれる原因になります。

対処法

  • 肥料は花後の夏の時期にのみ与える

  • それ以外の季節は肥料を控える

2. 環境の影響

葉のしおれも、花と同様に「温度・湿度・水」の管理が重要です。

対処法

  • 適切な温度と湿度を維持する

  • 水のあげすぎに注意し、根腐れを防ぐ

  • しおれた葉は摘み取る

胡蝶蘭を長持ちさせる管理方法

1. 置き場所の工夫

胡蝶蘭は直射日光を避け、風通しの良い場所に置きましょう。

おすすめの場所

  • レースカーテン越しの窓辺

  • 室内の明るい日陰

  • 冷暖房の風が直接当たらない場所

2. 適切な水やり

水をあげすぎると根腐れの原因になります。

水やりの目安

  • :週1回

  • :月1回程度

  • 判断基準:水苔が乾いていたら水を与える

3. 花後の管理

胡蝶蘭は適切に手入れすれば翌年も花を咲かせます。

ポイント

  • 花が終わったら花茎を2節目でカット

  • 肥料を与えるのは夏場のみ

  • 風通しの良い環境で育てる

まとめ

胡蝶蘭は、適切な環境管理をすれば1カ月以上花を楽しむことができます。しおれる・枯れる原因を知り、正しい管理を行うことで、美しい花を長く咲かせましょう。

 

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