【日本の冬は胡蝶蘭の大敵!越冬の対策を紹介】
グリーンベル
胡蝶蘭にとって日本の冬は厳しい環境
胡蝶蘭は高温多湿な地域が原産のため、寒さや乾燥が苦手です。特に冬の日本は気温が氷点下になることもあり、湿度も低下するため、適切な管理をしなければ胡蝶蘭はダメージを受けてしまいます。
ここでは、胡蝶蘭が冬を無事に越すためのポイントと、越冬後に元気がなくなった場合の対処法について詳しく紹介します。
胡蝶蘭を越冬させるための対策
1. 低温から守る対策
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日中は窓際に置く
日光が差し気温が上がる昼間は、窓際に置いて光を当てましょう。ただし、直射日光は葉焼けの原因になるため、レースのカーテン越しなどが理想的です。 -
夜間は窓から離す
冬の夜は急激に気温が下がるため、日没後は窓から離れた暖かい場所に移動させます。 -
段ボールやビニールで保温
気温が10度を下回る場合は、就寝前に段ボールやビニール袋で鉢ごと覆うと保温効果が高まります。
2. 乾燥から守る対策
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葉水で加湿
乾燥対策として、霧吹きで葉の表と裏に水を吹きかける「葉水」を行いましょう。特に暖房の影響で乾燥しやすい室内では1日に数回行うと効果的です。 -
ビニール袋で保湿
鉢全体をビニール袋で覆うと、湿度を一定に保つことができます。袋の口は完全に閉じずに、少し開けて通気を確保しましょう。 -
水やりは控えめに
冬の胡蝶蘭は休眠状態に入るため、水の吸収が少なくなります。植え込み材が完全に乾いたのを確認してから、コップ半分程度の水を与えましょう。
越冬中に避けるべきこと
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肥料を与えない
胡蝶蘭は冬に休眠するため、この時期に肥料を与えると根が傷む原因になります。 -
植え替えをしない
越冬準備中の植え替えは、株に負担をかけるため避けましょう。適切な時期は5〜7月です。
冬越し後に元気がない場合の対処法
1. 葉がすべて落ち、茎だけになった場合
冬の間に株が弱ってしまった可能性があります。以下の方法で回復を試みましょう。
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3月:水やりを中止し、葉が落ちた傷口と植え込み材を乾燥させる。
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4〜5月:霧吹きで植え込み材の表面を湿らせる程度にする。
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6月:新しい芽が生えてきたら回復成功。それでも芽が出ない場合は処分を検討。
2. 葉がしわしわになり、しなびている場合
冬の水やり過多により根腐れを起こしている可能性があります。
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霧吹きで鉢周辺を湿らせ、ビニール袋をかぶせて保湿。
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1〜2か月観察し、葉にツヤが戻れば回復。
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カビや異臭が発生した場合は、4〜6月に植え替えを検討。
まとめ
胡蝶蘭にとって日本の冬は寒さと乾燥のダブルパンチで非常に厳しい環境です。しかし、適切な管理をすれば、無事に越冬し美しい花を咲かせることができます。
胡蝶蘭の健康を守るために、今回紹介した対策をぜひ実践してみてください。
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